更にかいせつ

 

<評価重量について>

 

キャリコルが介助のシーンで使用される時、把持部にかかる重量には様々な状況が絡んできます。

 

例えば、被介助者が脚力がある場合と無い場合、足を床に下ろしている、

介助者の肩に手をかけている、両脇を抱える、左右から介助者二人で支えるなど、

把持部への負荷=体重ではないことが容易に推察されます。

 

このように状況に寄るところが大きいので、体重何㎏の人までOKという表示は難しいのですが、それでも目安となる数値が必要と考えましたので、

 

仮に完全に体を持ち上げたとしても大丈夫である重量を決めて評価重量として指定いたしました。

 

 

<把持部1か所80kg、把持部2か所で120kgの評価はあくまでもデータ>

 

キャリコルを使って被介助者を移乗させるとき、把持部にかかる重量を体重の1.5倍と仮定して試験しています。

 

しかし、誰かが他の誰かを安全に介助するには、介助者の体格や力、服装や靴など様々な状況が関係してきます。

 

安全性データはあくまでも参考とし、必ず無理のない介助を心がけてください。

 

<正しく装着してください>

 

適切なサイズと正しい装着方法で、安全に使用してください。